ジャダー(ハンドルシミー)対策
新車購入時に車高アップ2.5インチしてから約2万`でハンドルシミーが発生、
そこからジャダーストップナットと、ステアリングダンパーで一時期なおっていたが、その後再発、走行距離は2万8千`でした。
そこで、いったんステアリングダンパーをはずして走行、以前より症状が重くなっていることに気づく。
ジャダーストップナットはほとんど効きめなく、ステアリングダンパーがほとんどの振動をおさえていた様子。
しかし、結局、ハンドルに伝わってないだけでシミーはず〜っとフロントアクスルでおこっていたわけで、どんどん症状が進行してしまったということ。
さて、原因がわからなければ手のほどこしようがない…。
@ キャスター角がたらない。
A キングピンベアリングの磨耗。
B サスペンションロッド、及びラテラルロッドのガタ。
C ラテラルロッド取り付け角によるバンプ時の横ズレ。
D ステアリングロッド取り付け角によるバンプステア。
E CDによるブレとパワステによる共振。
F 大径タイヤ装着によるキングピンベアリングの偏磨耗。
G CDによるキングピンベアリングの偏磨耗。
H Gによるブレとパワステによる共振。
I ナックルシール劣化による振動。
などなど。
たくさんありすぎる…。
ですが、タイヤをつかんで振ってみるにキングピンやサスのぐらつきはないと、スズキの方がおっしゃるので、たぶんシールではないかと、おもいます、水や泥がはいらなければそう簡単にキングピンベアリングはやられないというはなし。だんだん改良されているのですね〜。
キャスター角はリーディングアームダウンブラケットでさげてるんでよし。
問題はラテラルロッドとステアリングロッド、これはラ・ノーズのハイサス補正3点セットを組むしか…。た〜か〜い〜。
ナックルシールは工藤自動車のジャダーストップリングがよさそう。
ところでステアリングシミーはJB23の電動パワステになってから、どうにも起こりやすくなってしまったらしい。
ノーマルの車体ですら、起こるのもあるらしいので、どうにかしてよスズキさ〜ん。
ステアリングのブレを電動パワステが助長してるわけ。
ノーマルはそのキッカケがフロントラテラルロッドとステアリングロッドが水平で、キャスター角が適正であるからおきにくいので問題はおおきくならないが(ベアリングやシールの劣化でおきる)、車高アップした車両ではそのどれかが欠けてもステアリングにくる、また、横ブレもおおいのでシールやベアリングにも負担が掛かるという図式ではないだろうか、たとえばノーマルでは10万キロでおこることが、2万`でおこっても不思議ではないのだ。
つまり、きっちり補正すればノーマルと同等の耐久性になるはず。
ちなみに、キングピンやシールにきてる車両をそこを換えずに、その他(フロントラテラルロッドやステアリングロッド)を補正してもなおらないはず、また逆も真なり、表れる現象はパワステの共振現象なのにその原因は多岐にわたってしまうのである。
ちなみにステアリングダンパーでおさえこむのもアリというのもききました。まあ、大きい4WDには最初からついている部品ですから…。
ということでステダン復活、でも取り付けが気にいらんのよね〜。
対策0
キングピンベアリング交換しました、ですが、目視ではそのいたみはわからず…。この程度が原因でジャダーをひきおこしているのならまたすぐ起こると考えられますね〜。だいたいこんなものは少々ガタがでてもまっすぐ走るのがスジってもんです。
対策@
ジャダーストップリングをつけました〜。
なるほど、ナックルの細かい振動がおさえられて、みごとにジャダーストップです。
ですが、タイヤへの細かい横への応力が減っているわけではないはず、リングの耐久力にたよることになってしまうのはどうかとおもいますんで、根本の解決をめざしていろいろと…。
対策A
キャスタードリーム装着〜。
プレス機が家にないため(あたりまえ)いままで取り付けをしなかったキャスター補正ブッシュをつけました、2.5インチアップ用です、リーディングアームダウンブラケットで取り付け部を50mmダウンしてるのをかんがえると、サスでフロントが65mmほど上がってるんで少し足らない分をこれで補正(しすぎ)。すえ切りし始めがものすごく重く…直進性、ハンドルの戻りはかなりのもの。まあ、65mmアップに110mmアップ相当の補正をかけてるんだから当たり前ですが…。4WAYステアリングダンパーつける必要なくなりました。
後に、リーディングアームダウンブラケットを撤去、ペラシャやばそうだしね、これで適正値。
対策B
ここまでで、ジャダーは撲滅できているんですが、細かいピッチングやらブレやらが気になります、たぶんこれがなくならない限り、再発の可能性はあるんではないか…。せっかく他の原因をつぶしているんだから今が徹底する時。
で、フロントラテラルロッド補正ブラケット(ラノーズ製)を装着、フロントの細かいピッチングが激減、なるほど、バンプするたびに細かく横に応力がかかり、それをラテのブッシュがたわんで吸収できない分が縦の微振動、そしてタイヤやフロントアクスルへの横への(キックバック)振動になっているようだ、面白いのは、ステアリングロッドを補正してないので、ステアリングの挙動がより解るようになったこと。なんとブレーキをふんでフロントが縮むとハンドルセンターが右へ、加速すると左へずれること、時計でいうと11時〜1時くらいちがう…こんなにふられていたんだ…。いままではラテラルロッドもかたむいていたんで(ステアリングロッドと同じ角度で)、車体全体の横ズレという形でわからなかったぶんですな〜。このズレがラテの横軸ブッシュ変形や、キングピンベアリングのガタやナックルシールの劣化を招いている根本ではないかな〜。つぎはステアリングロッド補正キットですな。
対策C
で、ステアリングロッド補正キットです、ねらいどおりほぼ純正並になりましたね〜。ステアリングダンパーなしでもぜんぜんOK。
ここまで補正して(ロッド類は全部水平にしましたし)またジャダーがでるなら、タイヤかホイールでしょうね、いまんとこ全く予兆なし。

総論
たぶん、原因はナックル部のガタということになるんでしょう、それが、ステアリングに伝わり、JB23の電動パワステが誤ってアシストすることにより助長されてしまうのがステアリングジャダーというものだとおもわれます。
ノーマルでは、まずこのナックル部のガタが発生しにくいらしいです、整備のかたのお話によると、ベアリング自体の耐久性もあがりベアリングにシールも追加されて基本的にはそう簡単にガタがでるところではないということ、しかし、ナックルシールの劣化などで異物混入やサビなどでノーマルでもガタがでればジャダーは発生するということなんで、容量の小さい電動パワステのJB23の弱点なんでしょうか。
かたや、リフトアップした車両の発生率が高いのはなぜでしょう。
一番の原因はフロントラテラルロッドの角度がつくことでしょう、これにより、ナックルには常に横方向の応力がガンガンかかるようになってしまいます、とくにラテラルロッド取り付け部の左フロントの痛みが激しい(ネットでも左が多いようです)のもその証拠ではないでしょうか(右だけバンプするぶんにはフロントラテラルロッドの角度による横への応力の発生はありませんから)。
そして大径タイヤ装着が拍車をかけます、横ズレ時にタイヤ径が大きいせいでテコの原理でより大きい力がナックルにかかることになります。
そして、この横方向への応力が、キングピンベアリング、ナックルシールへダメージを与えてジャダーにいたる…。
この横への応力はそのほかにもいろいろなものに掛かります。
フロントラテラルロッドブッシュ及び調整部、ステアリングロッドピロボール部及び取り付けボルト、ステアリングギアなど多岐にわたります。
またタイヤの偏磨耗なども招きます。
つまり、これらダメージを追ったすべてのパーツを直さなければジャダー解決はなく、ラテラルロッド、ステアリングロッドの角度が水平に補正されなければ、今後発生する可能性は大ということです。
私の場合は
ジャダーストップナット装着
(効果なし、取り付け部にガタが出ているものには効果があるでしょう、私の場合はもともとガタ出てなかったので)
キングピンベアリング交換
(ナックルシール交換と同時にやりました)
ナックルシール交換
(キングピンベアリング交換と同時にやりました、ジャダーはなくなりました)
ジャダーストップリング装着
(キングピンベアリング交換とナックルシール交換と同時におこないましたジャダーはなくなりました、つまり、ナックル部の振動が原因だったということです)
リーディングアームブラケット(2インチ対応)→キャスタードリームに交換(2.5インチ対応)
(キャスター角を適正値にしました)
フロントラテラルロッド補正ブラケット装着
(フロントラテラルロッドを水平にしました、これにより不快なピッチングはなくなり、ナックル部の横ブレがなくなり、ナックルシールやキングピンベアリングが長持ちするでしょう)
ステアリングロッド補正キット装着
(ステアリングロッドを水平にしました、ハンドルの不快な振動はなくなりました、これにより、ステアリングギアBOXやステアリングロッド取り付け部に掛かる負担は減って長持ちするはずです)
タイヤ空気圧適正化
(左フロントが偏磨耗していたのでスペアに、全部ローテーションしてフロントを若干低めに空気圧を調整しました、新品タイヤが欲しいですね)
トー調整
(適正値でした)
ステアリングギアBOX遊び調整
(ほとんど遊びはなかったです、1/4締めました)
ステアリングダンパー装着
(完治してますが、念のため)
とまあ、かなりのメニューをこなしました、本気で抑えるならこれくらいしないとだめでしょうね〜。
ジャダーを抑えるだけならジャダーストップリングでおさえられるでしょう、ただ、根本治療になってないのでリングのウレタンシール部分の耐久度が問題ですが…。
キター!でました〜、高速で80km/hでふるふると…ジャダーまでにはいたりませんでしたがこれは予兆です。
で、つまりはホイールバランスか…とおもい、近くのタイヤ屋さんへ…。
「ずいぶんバランス狂ってましたよ。」とのこと。
なるほどなるほどタイヤも偏磨耗してるしね〜(見てわかるほど)。
「タイヤ圧も1.8にしときました。」
え、ジャダー対策にぬいていたのに…ま、いいか。
で、帰り道、キター!ガクガクブルブル!本格ジャダー到来です。がっくし。
原因はなんでしょうか?
手でゆすってみても全く横へのガタはなし。修理したばっかなんで当たり前です。
走行中のサスの画像をデジカメの動画で撮ってみることに…。
みてみると、左右ブレは全くなしですが、上下にサスが動くのとは別に、縦の微振動があります。
たぶんこれが原因で共振が始まるんではないかと…。
でこの縦の微振動なにが原因かというとタイヤなんではないでしょうか(回転ムラ)、空気圧を上げたとたん激しくなりましたしね。
偏磨耗もしてるし。
リフトアップによるジオメトリー変化(ロッド類の角度)が最初の原因とおもってましたが、タイヤの空気圧入れすぎ、サスのクセによるタイヤの偏磨耗が最初の原因かもしれません、リフトアップ車は同時に大径タイヤにする場合がほとんどですし、ショップによってはタイヤ空気圧を前後2kとかいれるところもあります、これが長距離はしることにより偏磨耗が起こり微振動がでるようになり、ジオメトリーの狂ったリフトアップ車のガタを生み、共振がナックルのプレロードを超えた瞬間からジャダーが発生する…こんなメカニズムかもしれません。
ジムニーの場合のプレロード(もともとステアリング系にかかっている重さ、動きにくさ)は標準タイヤ用であり、しかも経年劣化で緩くなってくるとノーマルタイヤにさえプレロードが足りなくなりシミー(ジャダー)が発生するようです。
したがって、大径タイヤに変えるならば、プレロードも上げなくてはいけないのに上げるすべがないのがJB23です。ステアリングダンパーも普通の4WD車であればついてるものがジムニーにはついてこないですし。つまり大型SUVクラスのタイヤをつけるなら同等のプレロードをかけてやるのがあたりまえと…でもJB23の電動パワステは容量がね〜、プレロード大きくかけると壊れそう。
とりあえずタイヤの空気圧を前1.5後1.7まで落としました、ジャダーは発生しなくなりました。
タイヤの偏磨耗が原因の残りみたいです。
やることがまた増えた…。
@タイヤ交換
Aプレロード増加のためにステアリングダンパー増設

でもって、スーパーステアリングダンパー装着。
取り付け位置としては右ナックルにたいしては従来品と違いダイレクトに効くのでいいと思います。
思ったよりステアリングは重くなりませんでした、容量がかなり少ないですからね〜。
どこか容量のでかい、減衰可変式のステダンだしてくれんかな〜。
大きいタイヤなら少々振動が出るのはあたりまえ、それは止めようがありません、一時よくても、タイヤの磨耗、ブレーキローターの磨耗から、かならず多少なりともバランスがくるい振動がでてきます、とにかく、大型SUVかトラックなみにガツッとタイヤおさえつけないとね。
高速道路を走行してきました、80km/hででていたハンドルの細かい振動がみごとになくなってました〜。
やっぱり、でかいタイヤにはこのくらいプレロードかかってなきゃいけないってことですかね。
また、思うとこがあれば書いてみます。
2009.08.31 追記
ハンドルを切るのを、車外から観察すると、ラテラルロッドのブッシュがたわんでいるのが確認できます(このたわみは社外よりもゴム部分のすくないノーマルのほうが少なくていいいようです)。
ステダン2本バージョンがかなり抵抗になっているようです…が、ジャダーは発生しておりません。
やっぱりこのくらいプレロードがきいてるとちょっとやそっとじゃタイヤは暴れだしませんね。
どうも、ラテラルロッドは取り付け位置が車体側がアクスル側より前に取り付けてあるようです、ということはラテラルロッドに角度がつくと、バンプしたときタイヤ左側を車体後方に押すことになるようです(ブッシュのたわみがゆるす範囲で)、これがジャダーのもうひとつの原因のような気がしてきました、なんでアクスルと平行になるようにできなかったんでしょうね…スペースの問題かな?
これと上下の傾きがアクスルをバンプ時に左へと押しますから、あわせると、バンプ時に左タイヤは外後方へ、右タイヤは内にそして前方へブッシュがゆるすかぎり動きます…なんかジャダーの発生しそうな挙動ですよね〜。
ということは、アームブッシュのへたりと車体剛性もかかわってくることに…(5型以降ラダーフレームの剛性が少し落ちたという噂もありますが…)。
全体でいえることは、縦にも横にも前後も高さも、位置ぎめをしている部分はすべてゴムブッシュでもともと緩いということ(あまりガチガチにピロやキャスタードリームなんかでかためると、取り付け部の鉄板がねじ切れることに…)。
そしてその剛性がフレームも含めトータルで不足しているような感じをうける。
前後も補正するようなブラケットどこかだしてくれませんかね〜。
2009.10.13 追記
上でも書いたように、ラダーフレームの剛性が不足してるのではという考えはどうやら本当かも、どうやら4型か5型あたりから剛性が落ちたという話です、衝突安全性の問題かな〜。
オープンカーであるコペンにものってるんですが、ジムニーにのっているとお尻の下がブルブルワナワナする感じが少ないですが確かに同じ感じがします、つまりフレームそのものがたわんでいるんです、コペンの場合は補強で劇的によくなるんですが、さてジムニーは…。
つまり、車体剛性不足の車体に、スプリングレートの上昇、バネ下重量の増加(つまりタイヤ大径化、リフトアップ)が引き金になり車体自体が振動してしまうのがJB23特有のジャダー現象ではないでしょうか?ラダーフレームは頑丈と思い込んでいたいたんでこれは盲点ですね。もちろん各部のガタが呼び水になるでしょうしね、辻褄はあいます。

でもって、アクティブプレート&フレーム強化バー(マットサービスファクトリー)です、前後のアームマウント部とフレームを強固に連結するものです、確かにききます、変なワナワナブルブルが抑えられます。
ということはラノーズとかのBFスティフナーなんかも効果ありなんでしょうね。
ステダンもハイブリッジファーストの1本だけでも充分、完全にジャダーを撲滅したようです。