
さてさて、いよいよ究極の〜タービン交換です。
ついにここまでやってきました、が、お金がないのでインジェクターおよびECUの書き換えはなしです…。
チョイスしたタービンは王道のHKSのDXタービン!でもDX27のほうです、うちのコペンはMTなんですが、DX30を選ばずになぜにDX27なのか?いろいろわけがあります。
@サージング回避
Aエンジンやミッションの耐久性から110〜120馬力くらいを狙っているため。
Bノーマルインジェクターの吐出量が十分間に合うと判断したため。
CブーストコントローラーのSBCアイカラーのMAP設定との相性。
Dできるだけドッカンターボにしたくないのと8000回転までまわすことはほとんどないという普段の運転状況。
@ですが、まず知っておきたいのがサージングの起きる領域です、サージングが起きる領域はタービンの一番効率のいいところのすぐとなりに潜んでいます、したがってDXならば3500〜5500回転あたりの一番フィーリングのいいところで(アクセルパーシャルとかで一番いいかんじのところでも)、ブーストコントローラーのソレノイドバルブの兼ね合いでひきおこされる可能性が大きい、とくにハイフローなDX30のほうがやばい。
Cともからんできますが、小径ハイフローなタービンをブーストコントローラーでコントロールする場合、MAP設定でタービンの効率の悪いところを底上げしていく使いかたが基本になります、それ以外の領域はサージング回避のためアクチュエーターにまかせるのが無難です。
したがって右肩上がりで8500回転までいってしまうDX30だと実用域のブースト圧をアクチュエーターであげてしまうと8500回転のころにはとんでもないブースト圧になってしまうし、8500回転にあわせてブースト圧をアクチュエーターであげて、実用域のブースト圧をブーストコントローラーであげようとしてもサージングにみまわれてしまう、チューナー泣かせ(ブーコン泣かせ)な特性といえるかもしれません、それがおおくのショップでMTにもDX27をすすめる要因になっているようです。そして、メタル触媒なんかでこの右肩あがりな傾向はいっそう顕著になりますので、HKSのHPで書かれていたように制御不能(とまではいきませんが)になるということの中身だとおもわれます。
だからこそのDX27のチョイスです。6000以降のブーストのタレはSBCアイカラーのMAP設定でどうにかなります、実用域のトルク特性ではDX27のほうが優れています。
Aですが、130〜140馬力あたりからコンロッド、ミッション、クラッチあたりが怪しくなってくるようです、最高馬力なんてほとんど出すことはないんですが、それでも気分的にマージンをとっておきたいところです、なんで最高馬力を120馬力以下に設定、そうすると必然的にDX27となります。
Bはまず後期ノーマルインジェクターはどのくらいが限界かというとおおよそ7000回転でブースト圧1.1〜1.15(AF10〜11)ほどが限界です、が、性能表どおりともかぎらないし、気筒ごとのバラつきもあります、マージンをとるなら1.1.k以下が限界でしょう。排気効率のいいタービンなら100馬力はこえる値です(後に甘かった事がわかります、真夏ではキビシイですし、そもそもほとんど全噴射という事自体がインジェクターのリサイズが必要ということだと思います)。

で、排気効率ならDX27もDX30もおなじなんですよね、排気ハウジングにはどちらも27の刻印があります。そしてそれ以上の高回転では速やかにブースト圧をおとさなければ燃料が薄くなって危険なんでDX27でなければダメなんですDX30だと右肩あがりに上がっていってしまいますからね(これもインジェクターのリサイズで解決できる問題ですが)。
またノーマルのECUの特性もいい、タービン交換してくださいといった燃料の吹き方です、6000回転以降は全噴射で濃いし(9.5〜6)、加速増量も濃いときてる、点火時期はどうにもなりませんが燃料調整はDX27だったらほぼポン付けでもどうにかなる感じです(結果としては燃料的に、たしかに1.1kで使うぶんにはノーマルECU、ノーマルインジェクターで大丈夫ですが、いかんせん点火時期があまりにもマージンがとられすぎているため、純正タービンよりはいいですがトルクもついてきません、これは簡易燃調コントローラーではどうにもなりません…、あんがいDスポなんかのECUが合うかもしれませんが、現状ではなんともいえないところです)。
Dなによりも個人的にドッカンがどうもだめな方なんで、できるだけ常用する回転域で立ち上がるようにしたかったのもDX27チョイスの理由です、街乗り主体なんですよね。
と、いろいろ書いてきましたが、別にDX30がわるいというわけではないんです、ただDX30ならポン付けでは本領は発揮できず、どうしてもインジェクター交換、ECU書き換えが必要になってくるということです。
先立つものがたまったらインジェクター交換、ECU書き換えしたいところですが…。
追伸、実際にはDX27もインジェクター、ECU書き換えは必要と感じました。
※簡易燃調コントローラーとブーストリミッターカットの取り扱いは注意が必要です、ブーストリミッターカットに限界くんを使っているのですが、他車種のものと数値が同一らしく、かなり低いブースト値でクリッピングしているようです(0.85〜0.90あたりかな)、そのままですとブーストアップに際して燃料が薄くなる危険性があるんですが、幸いにもコペンは全域、とくに高回転で濃いので事なきを得ている場合が多いようです、ですが、今回はタービン交換ですので、そのクリッピング電圧に上乗せする形でR−FITで増量をかけています、増量しすぎるとブーストリミッターにあたってしまいますが、そのへんがわからないと手出しすべきではないですね、ギリギリ増量をねらうと点火がかなり遅くなってまるでだめ、しかし、増量幅がなさすぎても燃料が薄くなる…(つまり7000で1.1かかっていてもMAPでは0.85よんでたりする)、ちょうどいいところはコペンのMAXブースト圧である0.95あたりが読みたいところ、燃料はどちらにしろ全噴射だし、これ以上高いところはただでさえ遅い点火がかなり遅くなっていそう(フィーリング的にですがね、でも基本的にはそういう設計だとおもいます)まあどちらにせよ純正ECUは高回転にむけてどんどん点火はマージンとった方向でいってるんでダメダメなんですが…。